普及が進む屋外デジタルサイネージ

デジタルサイネージと言えば、駅やショッピングモールの広告塔として使用されているイメージですが、最近では工事現場でも利用されるようになりました。かつては、電子機器は雨や砂ぼこりなどに弱いため、屋外での使用は敬遠されがちでした。しかし、現在は防水防塵加工も低コストで可能になり、日中はっきりと見えるようになっています。もちろん夜間でも遠くからはっきりと表示内容が分かり、かつ運転に支障のない光で表示します。

従来の工事現場の看板では伝えきれなかった情報も、屋外サイネージなら現場の状況に合わせて細かく設定でき、安全性を保つことができます。電子看板は、歩行者や周辺住民だけに明確に伝えるツールではありません。工員から外部の業者まで、現場に関わる人達の情報の共有も、サイネージ1つあるだけで簡単にできます。1つに多くの情報を集約し、欲しい情報はすぐに表示できるので、朝の準備体操から連絡事項、注意喚起まで様々な役割を果たしてくれるでしょう。